10.30〜中国出張…読書感想文〜
中国出張1日目。
ほとんど移動で終わりだけどねw
福岡空港から上海浦東国際空港へ約2時間。
そこでトランジットが5時間というwww
上海から今度は広州まで3時間のフライト。
この移動の間に、、、
随分と前に買ってまだ読んでなかった、
小説を。
「人魚の眠る家」
東野圭吾
まさに今年の11月から映画が公開になるんだけど、その原作です。
もし、あなたの子供が脳死だと判定されたら?
物語はとある夫婦に突然降りかかった悲劇からスタートする。
誰にでも起こり得る事態を目の前に、
親である自分たちはどんな判断を下すことが出来るか?
またそれを取り巻く環境や、法整備とはどうなっているのか??
さすが、東野圭吾さん作品。
社会問題も含めたリアルな描写にドンドンと引き込まれて、
本当に自分の娘に置き換えて想像しちゃって、途中目頭が熱くなりすぎて、、、
僕もよく知らなかったけど、
現在の法律上での「人の死」というものは非常に曖昧なニュアンスを伴う事もあるようで、
特に今回のような「脳死」といった状態は、まだまだ日本では曖昧なまま責任を取るべき機関が存在しないような感じらしいです。
人の意識とは、一体どこに存在するものなのか?また、人の死とはどういうことなのか?そして、人の幸せとは一体何なのか?
そう問いかけられているような作品。
おススメですよー。
秋の夜長の読書にぜひ。
じゃーね。
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