言ってはいけないのか。
こんな本を読んでみましたん。
もっと言ってはいけない
橘 玲 著
前作のベストセラー「言ってはいけない〜残酷すぎる真実〜」を読んでないのに、
先にこちらの第2弾とも言える新書に手をつけてしまいました。
人類の歴史と統計的な数字に表されるたくさんの事実を基に遺伝子がどのように現在の僕たちの生活に影響してきているのかを丁寧に解説された本。
(思ったより言ってはいけない事もないような…)
例えば、知能は遺伝子によってある程度決定されている!つまり人種によって知能に差が出るのは当たり前だという話。
現在の世界の状況を見て、
なぜこの様な状況を招いているのか?も
ちょっと分かってくるかも。
あくまで差別的な意味合いではなく、
そういう結果が数字として出ているという話なだけ。
みんながそうなわけではないですね。
しかし、事実でもあるという。
特に日本の社会に対する考察は、
「なるほどー」と妙に納得。
【日本人は遺伝的にストレスに弱いにもかかわらず、文化的に高ストレスな環境を作ってしまった】という一節。
空気を読むという周りの環境の変化を敏感に察知できる能力を持ちながら、
真面目で勤勉な性格でお互いを監視する社会を作り出してきた歴史。
【正義】である事を強いられる社会。
〜脳科学的に他人の道徳的な悪を罰すると快楽物質のドーパミンが放出されるらしい。
ヒトにとって「正義」は娯楽なのだ。〜
こちらも本の一節。
さてさて、よりよい会社をつくるため、
ストレス軽減を目標とする僕にとって、
一体どんな会社の風土がストレスを減らしてくれるんだろうか?
咲ける場所を探すこと。
勉強になりましたー。
じゃーね。
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