9.13〜父親はこれ読んどけ〜
読書の秋。
第2弾。
今日はこちらを。
「ぼくが子どものころ、ほしかった親になる」
幡野広志
2017年に癌により余命3年の宣告を受けた写真家幡野広志さんの2歳の息子の未来に伝えておきたい事を本した作品。
たまたまtwitterでこの作品の事を知って、
糸井重里さんとの対談記事をみて、
読んでみました。
幡野さんが、「今思いつくだけの伝えたいこと」が詰まった手紙のような本。
本人も言ってるように、
「価値観はそれぞれ」なので、
「凄く分かるなー」って事も、
「あ、ここは考え方が違うな」って事も。
でもそれを含めて、
【今、自分が子供達に伝えたい事】って言われたら何だろうな?と考えた。
幡野さんに「残された時間」の価値とは、
何気なく生きていると見えなくなってしまいそうな「時間の大切さ」が凝縮された、
『生』そのものなのかも知れないなぁ。
『死』を意識することで
はじめて『生』を意識する事ができる。
【メメントモリ】って言葉があるけど、
まさしくそれなのかも。
『生命』とは個人の寿命の事ではなくて、
次に繋がる命の連鎖の事。
そんな次に繋がる命に何を伝える事が出来るのか?それが親である自分たちの使命かもしれませんね。
願わくば、その『死』の瞬間が訪れた時に、
「幸せだった」と感じれる人生でいたいですね。
じゃーね。
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