9.20〜夫の○○○が入らない〜
久々に小説?エッセイ?を読んだので。
こ、これは!
大問題だw
「夫のち○ぽが入らない」(あえて伏字)
こだま
とある主婦のエッセイ。
自分自身と周りの人に起こった出来事を、
赤裸々にしかし、面白おかしく綴った物語。
これはね、ぜひ読んでほしい。
夫婦とはなんぞや?と問いかけるような、
自虐ネタ風に綴られる赤裸々な物語の中に
1つの夫婦のあり方を学べる本。
作者は『普通』という幻想に苦しみ続けて、
『普通』を超えた何かを掴んだのではないかな?
圧倒的に自然体に綴られながら、
『普通』に憧れる矛盾。
そんな不思議な夫婦生活に引き込まれちゃう。
そういえば、
先日お亡くなりになられた、
樹木希林さんの出演されたCMに、
夫である内田裕也さんと並んで、
「結婚ってなんでしょうね」と
問いかけるCMがクローズアップされてた。
その問いに対する、
1つの答えにも感じられる。
夫婦であれ、『他人』
凄く近くに居なければならない他人。
その距離を図りつつ、
隠し事じゃないけど、
言わんでもいい事はそっと胸にしまい、
上手くバランスを取っていく。
その中に『愛』みたいなもんがあって、
やっぱりそれにすがりたくなっちゃうのが人情というものなのか。
タイトルに反して(というと失礼?)
凄く綺麗な愛情に包まれた作品です。
割と一気に読めちゃうので是非。
じゃーね。
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